俳優の水谷豊と反町隆史がタッグを組むテレビ朝日系ドラマ『相棒』が、10月から「season16」としてスタートすることが11日、明らかになった。毎週水曜(21:00~21:54)枠で、来年3月まで放送される。

水谷豊(左)と反町隆史=テレビ朝日提供

2人がコンビを組むのは「season14」から3年目に突入。捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)、組織犯罪対策5課の角田課長(山西惇)、小料理屋女将の月本幸子(鈴木杏樹)といったおなじみのメンバーに、警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、副総監の衣笠藤治(大杉漣)、右京を敵視する法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)らも続投。

「season15」の最終回で、右京と亘の対立のきっかけとなった警視庁広報課長の社美彌子(仲間由紀恵)、サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)も、引き続き登場する。

水谷は「まさか『season16』を迎える日が来るとは、想像もしていませんでした。人生はなにがあるか分からないですね」と驚き。今作では「相棒が"新しい世界"に突入する予感があります。右京と亘のコンビも3年目になり、2人だからこその空気が自然に生まれてくると思いますし、『season15』で描かれたぶつかり合い、考えの違いも出てくるでしょうから、そのあたりも楽しみです」と期待を語っている。

一方の反町は「また新たに『相棒』に挑戦できることをとてもうれしく思います」と喜びをコメント。「2度目のシーズンオフとなったこの5カ月間は、『season15』が右京さんと亘の間に何かあるんじゃないかなという終わり方だったので、その後が気になっていました。『season16』では、2人の関係性に何かこれまでと違う展開が待っているんじゃないかと期待しています」と話した。

また、この新シーズン開始の発表に合わせ、番組ホームページなどで「特別PR映像」を公開。8月上旬のクランクイン間もない現場で撮影された風景や、水谷豊と反町隆史の独占インタビューを含む最新映像となっている。

『相棒』これまでの視聴率データ(ビデオリサーチ調べ・関東地区)