オンキヨーグループは8月10日、Amazonのクラウドベース音声サービス「Amazon Alexa」に対応し、さらにDTS Play-Fi機能も搭載する新しいスマートスピーカーを発表。米国、英国、ドイツにて発売する。販売開始は10月下旬の予定となっており、製品名をはじめ詳細は後日改めて公開される。

これとは別に、オンキヨーグループでは、Amazon Alexa対応のスマートスピーカーとして、2017年1月に米ラスベガスで開催されたCES 2017で公開していた「VC-FLX1」を、米国で9月下旬から発売する。

今回発表された製品は、Amazon Alexa対応に加えてDTS Play-Fiへの対応が図られる。DTS Play-Fiのマルチオーディオ機能により、スマートフォンやタブレット、PCなどに導入したPlay-Fiアプリを通じて、対応機器を操作して音楽再生が可能だ。

Amazon Alexaへの対応により、ユーザーは音声によって音楽再生や、天気、交通情報などの各種情報取得などを操作できる。また、Amazon Alexa対応の照明や空調などのスマートデバイスも制御可能で、DTS Play-Fiによる制御と併せ、新しい音楽の楽しみ方を広げる製品になるとしている。

なお、オンキヨーやパイオニアのAV機器に関して、DTS Play-Fi対応へのファームウェアアップデートは、8月2日付けで「ファームウェア無償アップデートのお知らせ」でユーザーに案内済みだ。