相模鉄道は9月16日、相鉄厚木線の厚木操車場(神奈川県海老名市)にて「第2回電車運転体験会」を開催する。5月に実施した第1回の運転体験会と同様、事業用車として現役で活躍しているモヤ700系を使用した運転体験ができる。

前回の運転体験会の様子

モヤ700系の前で行われた修了証授与の様子

モヤ700系は同社の7000系を改造した車両で4両が在籍。かしわ台駅にある電車基地内の入換えや架線観測などの作業用車両として、2両1編成で運用されている。新型車両20000系を牽引したほか、万が一の際の事故復旧車両としての役目も担っている。

運転体験会では、電車の運転に必要な基礎知識の講習を受講した後、乗務員と同じ上着と制帽を着用し、厚木操車場構内の構内線約300mを2度往復運転する。車内放送やドア開閉操作も体験できる。運転体験終了後には修了証の授与と記念撮影を行う。

参加対象は中学生以上で、定員9名。未成年者は保護者1名が付添い可能。参加料金は1人2万円で、保護者が付き添う場合は保護者にも1人3,000円の参加費がかかる。特設サイトにて参加申込みを受け付け、応募多数の場合は抽選の上、当選者に通知する。