東芝映像ソリューションは8日、液晶テレビの新製品として「REGZA V31」と「REGZA S21」を発表した。ともに32V型と40V型を用意。8月下旬より順次発売する。価格はオープンで、推定市場価格は55,000円前後より(税込)。
V31シリーズ
V31シリーズは、地上/BS/110度CSデジタルチューナー×3基を搭載する高機能モデル。32V型と40V型を用意。32V型を8月下旬に、40V型を9月下旬に発売する。推定市場価格(税込)は32V型が60,000円前後、40V型が90,000円前後。
映像処理エンジンは「レグザエンジンファイン」を搭載し、クリアな映像を実現。地上デジタル放送の映像を高画質化する技術「地デジビューティ」も採用している。
本体前面には「クリアダイレクトスピーカー」を配置。臨場感のある明瞭なサウンドを楽しめる。また、人の声を聞き取りやすくする「クリア音声」機能を搭載。映画やドラマでは台詞をクリアに、バラエティ番組では背景音を抑えてはっきりとした音声に調整する。
「みるコレ」もサポート。好きなタレントやジャンルに合わせてテレビ番組やネット動画などを手軽に再生できる機能で、録画番組の中から見たいシーンにすぐにアクセスできる。「おまかせ録画」機能では、刑事ドラマやおすすめアニメなど、お気に入りのテーマの番組を自動録画してくれる。
NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスにも対応。画像処理の遅延時間を約0.83m秒まで縮めた「瞬速ゲームダイレクト」により、格闘ゲームなども快適に楽しめる。
液晶パネルはVA方式で、画素数は40型が1,920×1,080ドット、32型が1,366×768ドット。映像入力インタフェースはHDMI×3、ビデオ×1。無線LAN機能を搭載するほか、有線LAN×1基と録画用USBポート×1基も備える。本体サイズと重量(スタンド含む)は、40V型がW878×H485mm / 9.5kg。32V型がW698×H392mm / 5.5kg。
S21シリーズ
S21シリーズは、地上/BS/110度CSデジタルチューナー×1基を搭載するモデル。9月下旬より発売する。推定市場価格(税込)は32V型が55,000円前後、40V型が80,000円前後。無線LANを搭載せず、「みるコレ」機能や動画配信サービスには対応しないものの、機能や仕様はV31シリーズとほぼ共通。