映画『スパイダーマン:ホームカミング』で主人公のピーター・パーカー/スパイダーマンを演じた俳優のトム・ホランドが7日、東京・新宿のシネシティ広場で行われたジャパンプレミアに、ジョン・ワッツ監督と共に登場した。

トム・ホランド(左)とジョン・ワッツ監督

"夏祭り"をイメージした同イベント。会場はスパイダーマン・マークが描かれた提灯で彩られ、はじめに赤と青のスパイダーマンカラーの特製お神輿に乗ってスパイダーマンが登場。レッドカーペットを練り歩くパフォーマンスで会場を盛り上げた。

そして、スパイダーマンがステージに登壇し、スモークに包まれると、トム・ホランドが登場。大歓声が沸き起こる中、「初めまして! トム・ホランドです!」と日本語であいさつし、"夏祭り"演出を「世界中で一番クール!」と喜んだ。

トムと監督はレッドカーペットを歩いてファンサービスを行った後、再びステージへ。途中から雨が降ってきたため、トムは「雨のなか応援してくれて素晴らしいファンです。愛してます。この映画はスーパーヒーローの物語ですが、みなさんはスーパーファンです!」と感謝し、「僕たちも一緒に濡れます」とファンを思いやった。

そして、スパイダーマンをデザインした法被を贈られると「ありがとう!」と喜び、初めての日本について「本当にすばらしい。日本大好きです。わずか2日しかいないんですけど、すでにおいしい食事もいただき、親切で優しい人たちに出会い、歓迎されていると感じてうれしいです」と感激。「ここに住んでいいかなと思います」と日本愛を表現してファンを喜ばせた。

監督と2人で太鼓にも挑戦し、本作のテーマ曲に合わせて一生懸命パフォーマンス。「すごくいい!」と日本の文化を楽しんだ様子で、「僕たちうまかったよね?」と笑顔で呼びかけると、拍手が起こった。

『スパイダーマン:ホームカミング』は、『スパイダーマン』の新シリーズ。15歳の高校生ピーター・パーカーがスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになるまでの成長と奮闘が描く。