ソニーは8月4日、「ウォークマン S」シリーズの新モデルを発表した。発売は9月9日。価格はオープンで、推定市場価格は16GBモデルの「NW-S315」が16,000円前後、4GBモデルの「NW-S313」が12,000円前後。カラーはブルー、ライトピンク、ホワイト、ビビッドピンク、ブラックの5色をそろえる。
ウォークマン S310シリーズは16GBと4GBの2モデル展開で、8GBはラインナップから外れた。従来機「NW-S10」から、主に本体のデザインとUIを刷新し、使いやすさを向上している。
UIについては、ホーム画面に表示するメニューを音楽再生に必要なものに絞っている。メニュー画面のカーソルカラーは本体カラーに合わせて設定可能。なお、従来機にあった「動画」「写真」「Podcast」のメニューは非搭載で、ホーム画面の壁紙も設定不可となった。
音質に関わる技術も、「クリアベース」「DSEE」「ClearAudio+」「クリアステレオ+」「ダイナミックノーマライザー」などを省略。イコライザーは5バンドから6バンドに変更している。
再生可能な音楽ファイルはMP3 / WMA / FLAC / リニアPCM / AACで、ATRACやApple Losslessは非対応。また、Bluetoothの対応コーデックはSBCのみで、aptXはサポートしない。
周囲の騒音を打ち消すデジタルノイズキャンセリング機能は継続採用しており、モードはリスニング環境に合わせ電車・バス / 航空機 / 室内の3種類から選べる。語学学習向けに、聴きたい部分を繰り返し再生する「A-Bリピート」や、約3秒間再生地点を戻す「クイックリプレイ」といった機能も搭載する。
Windows向けの音楽転送アプリは、新しい「Sony | Music Center for PC」を推奨。ダウンロード提供は8月27日に開始される予定だ。新アプリの詳細は別記事を参照のこと。
バッテリー駆動時間は約52時間 (MP3 128kbpsモード時)で、前モデルの約77時間からやや短くなった。本体サイズはW43.5×H94.5×D9.1mm、重量は約53g。
ドックスピーカーとのセットモデル
ドックスピーカーを同梱したモデルも用意。推定市場価格は「NW-S315K」(16GB)が19,000円前後、「NW-S313K」(4GB)が15,000円前後。
これまでのドックスピーカーは、ウォークマンを設置する部分の色が白と黒の2種類だったが、ウォークマンの本体カラーと同じ色になるようデザインを変更している。ドックスピーカーのサイズはW153.4×H48.4×D115.4mm、重量は約214g (ウォークマン含む)。
ソニーストア限定ディズニーモデル
ソニーストア限定で、ディズニーキャラクターのオリジナルデザインを刻印した「Disney Characters Wish & Happiness Collection」も発売する。販売期間は8月4日13時から10月13日10時まで。税別価格は「NW-S315K」が22,380円、「NW-S315」が19,380円、「NW-S313K」が18,380円、「NW-S313」が15,380円。