オノフは8月2日、「『ひとり利用』するサービスの実態調査」の結果を発表した。調査期間は6月16日~19日、有効回答は20~80代の女性(みんなのプロジェクト登録メンバー)481人。

ひとり利用のメリットは「自由に行動」

回答者にひとり利用しているものを聞くと、「飲食店」が過半数の61.5%、次いで「芸術鑑賞(映画、音楽、美術)」が32.2%、「国内旅行」が23.9%と続いた。ひとり利用が少ないのは「キャンプ」が1.5%、「ボウリング」が2.1%、「バーベキュー」が2.7%だった。

年代別にみると、60代以上は「芸術鑑賞」が45.5%と全体より約13ポイントも多かった。

ひとり利用で感じるメリットは、「自由に行動できる」が87.5%でトップ。以下、「相手に合わせなくて済む」が72.7%、「時間を気にしなくて済む」が65.5%となった。

ひとり利用したい飲食店は、1位「チェーンではないカフェ・喫茶店・スイーツ店」(64.0%)、2位「チェーンのカフェ・喫茶店・スイーツ店」(58.7%)、3位「うどん屋・そば屋」(49.3%)との順に。また7位の「レストラン(イタリアン・フレンチ)」(40.7%)は年代が上がるにつれて割合が増えており、同社は「一人時間に優雅なサービスを利用したい傾向がみられる」と分析している。

ひとり利用したい飲食店

理想の一人用サービス・店を尋ねると、「一人前から料理を用意してくれる」が44.1%で最多。次いで「店内に入らなくても、値段がわかる(外の看板などに書かれている)」が37.8%、「店内が静か」が32.6%と続いた。年代別にみると、30代は「一人で来たということが、周りに知られない(×「一名様ご来店です」)」が32.0%と全体(22.0%)を10ポイント上回った。