台湾GIGABYTEは8月2日、AMDのハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper」に対応したX399チップセット搭載のマザーボード「X399 AORUS Gaming 7」を、日本市場向けに販売すると発表した。8月10日の発売を予定し、8月4日から店頭での先行予約受付を開始する。店頭予想価格は税別52,800円。
「Ryzen ThreadRipper」は、メインストリーム向けCPU「Ryzen」シリーズの上位に当たるモデルで、最大で16コア/32スレッドを実装する。16コア/32のスレッドの最上位モデルRyzen Threadripper 1950X、12コア/24スレッドのRyzen Threadripper 1920Xが8月10日に発売される。価格はRyzen Threadripper 1950Xが税別145,800円、Ryzen Threadripper 1920Xが税別115,800円。
「X399 AORUS Gaming 7」は、最新世代のPWMコントローラやPowIRstageコントローラ、チョークコイルといったサーバクラスの電源回路を採用。また、金メッキ仕様の電源コネクタ、サージプロテクションなどを搭載する。
メモリスロット、PCI Express x16スロット、チップセットのヒートシンク、バックパネルのカバー、オーディオ回路付近にLEDを内蔵し、イルミネーション機能「RGB FUSION」に対応する。さらにデジタルLEDテープ用のピンヘッダも搭載し、個別に色やイルミネーションのパターンをコントロールできる。
Ryzen ThreadRipperとX399環境では、PCI Expressを64レーンサポートするが、「X399 AORUS Gaming 7」では。48レーンをマルチGPU構成向けに確保する。このほか、ストレージインタフェースとして、PCI Express 3.0 x4接続に対応したM.2スロットを3基搭載する。
ソケット | Socket TR4 |
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チップセット | AMD X399 |
メモリ | DDR4 2667MHz×8(最大128GB) |
拡張スロット | PCI Express 3.0 x16×4(うち2基はx8動作)、PCI Express 2.0 x16×1(x4動作) |
マルチGPU | AMD Quad CrossFireX、NVIDIA Quad SLI |
ストレージ | SATA 6Gb/s×8、M.2(PCIe 3.0x4接続対応)×3 |
対応RAID | 0/1/5/10 |
ネットワーク | GigabitEthernet×1(Killer E2500) IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN + Bluetooth 4.2 |
サウンド | High Definition Audio(Realtek ALC1220) |
フォームファクタ | ATX |
そのほか | USB 3.1 Gen2×2(Type-A×1、Type-C×1、ピンヘッダ×1)、USB 3.1 Gen1×10(うち2基はピンヘッダ)、USB 2.0×4(ピンヘッダ)、オーディオジャック×1など |
店頭予想価格 | 税別52,800円 |