東京急行電鉄はスマートフォン向け「東急線アプリ」に入場規制や車両混雑度情報の表示をはじめとした新機能を追加すると発表した。8月21日から新バージョンの配信を開始する。

「東急線アプリ」画面イメージ

入場規制情報は、荒天による大幅な遅延などが発生してホームなどが混雑し、駅への入場が規制されている場合、もしくは規制が予想される場合にアプリ内に表示する業界初のサービスだという。「マイ乗降駅」に登録した駅で入場規制が行われた際は、リアルタイムでプッシュ通知が届く。駅に到着する前に混雑状況がリアルタイムに確認できるため、目的地へ移動する際の行動判断がスムーズになることが期待される。

平日の田園都市線を対象に、車両別混雑度表示機能も導入。トップページの「マイ乗降駅」に表示されている次の電車の到着時刻をタップすると、到着する電車の混雑度表示を6段階で表示する。駅構内カメラで改札付近を撮影した映像にプライバシー加工を施して画像として配信するサービス「駅視-vision」の配信駅も新たに4駅追加し、現在配信中の駅でも配信改札口を増やす。利用料は無料。