ダイハツ工業は1日、軽乗用車「ムーヴ」と軽福祉車両「ムーヴ フロントシートリフト」をマイナーチェンジして発売した。
今回のマイナーチェンジでは、歩行者にも緊急ブレーキ対応する「スマートアシスト III」を搭載したほか、4カ所のカメラによって車両の前後左右を映すことで、上から見下ろしたような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用。「ムーヴ」を中心に価格の見直しも行われ、さらに購入しやすい価格設定とした。
「ムーヴ」「ムーヴ カスタム」ともに内外装も刷新。「ムーヴ」ではメッキフロントグリルの採用などにより、シンプルで上質なエクステリアを実現した。「ムーヴ カスタム」では新開発の多灯薄型LEDヘッドランプ、クリアタイプのインナーレンズを採用したリヤコンビネーションランプなどで先進的かつ上質感のあるエクステリアとしたほか、新意匠のインパネガーニッシュなどで上質感あるインテリアとなった。その他、リヤシートのラゲージ側に、リヤシートのスライドレバーを設定することで使い勝手を向上させた。
軽福祉車両「ムーヴ フロントシートリフト」では「ムーヴ」「ムーヴ カスタム」の変更内容を織り込み、安全・安心性能の向上と内外装の魅力向上を図っている。
価格は「ムーヴ」が111万2,400~147万4,200円、「ムーヴ カスタム」が137万1,600~174万9,600円。「ムーヴ フロントシートリフト」は125万4,000~160万4,000円となっている(価格はすべて税込)。