夜景観光コンベンション・ビューローは7月31日、2017年度(第13回)「日本夜景遺産」の新規認定地を決定した。「日本夜景遺産」とは、日本各地に埋もれている美夜景の再発見&発掘と、それらに価値を付与して紹介することで、観光資源としての夜景の存在をアピールするもの。
この度の選定について、全国5,212名の夜景鑑賞士及び自治体・事業者から全国約100カ所を超えるエントリーがあったという。その中から、夜景遺産4分類中の「自然夜景遺産」に旭山記念公園(北海道)、白尾山(静岡県)、足立公園(福岡県)、大津サービスエリア(滋賀県)の4カ所、「施設型夜景遺産」に新潟日報メディアシップ 360°展望回廊 そらの広場(新潟県)、「ライトアップ夜景遺産」に樹氷ライトアップ(山形県)、神戸ルミナリエ(兵庫県)、国宝・大浦天主堂(長崎県)、高千穂峡ライトアップ(宮崎県)、橋杭岩ライトアップ(和歌山県)、御船山庭園(佐賀県)の計6カ所が選定された。
同社はこの選定について、「例年に比べ少数でありながらもその分野は広く、歴史深き夜祭りや現代の夜景を象徴する鑑賞地や地域一体型の灯りイベント等、夜景の奥深さが顕著に現れた結果」とし、「今回最も数多く認定されたライトアップ夜景遺産には、光の演出によって新たな"夜の絶景"を生み出したスポットが選ばれる結果になった」とコメントしている。
また、同社は10月20日、「夜景サミット2017 in 足利」において認定証の授与式を実施する。