米BOX OFFICE MOJOは7月28日~7月30日の全米週末興業成績を発表した。
前週に続いてクリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』がトップ。累計興行収入は1億283万6,220ドルと公開から1週間で1億ドルに到達した。
2位は初登場の『The Emoji Movie(原題)』。ソニー・ピクチャーズの新作CGアニメで、スマートフォンの世界を舞台にした"絵文字"が主人公の物語。ビデオ作品『リロ&スティッチ2』で監督を務めたトニー・レオンディスがメガホンを取り、『デッドプール』のT.J.ミラーが主役の声を演じる他、英国の人気番組『ザ・レイト・レイト・ショー』の司会者としても知られるコメディアン・俳優のジェームズ・コーデン、『ジュラシック・ワールド』のアンナ・ファリスらが声優陣として名を連ねている。本国では「この作品について面白いことを言えそうにない。なぜなら観て死にたくなったからだ」など評論家による酷評が相次いでいるが、日本での劇場公開は実現するのだろうか。
3位の『Girls Trip(原題)』は前週2位からワンランクダウン。前週3位の『スパイダーマン:ホームカミング』も5位に後退した。
代わって4位に初登場したのは、シャーリーズ・セロン主演のアクション作品『アトミック・ブロンド』。アントニー・ジョンソンのベストセラー・グラフィックノベルを映画化したスパイ映画で、『デッドプール』の続編で監督を務めるデビッド・リーチが指揮を取り、『X-MEN』のジェームズ・マカヴォイ、『キングコング 髑髏島の巨神』のジョン・グッドマン、『キャプテン・アメリカ』シリーズのトビー・ジョーンズらが共演する。
6位『猿の惑星: 聖戦記』、7位『怪盗グルーのミニオン大脱走』など以下は前週と変わらぬラインナップでそれぞれ1~3ランクずつ順位を下げている。
全米週末興行成績TOP 10(7月28日~7月30日)
順位 | 先週順位 | 作品名 | 週末興行収入 | 累計興行収入 | 日本公開日 | 週経過 |
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1 | 1 | ダンケルク | 2,813万ドル | 1億283万6,220ドル | 9月9日 | 2 |
2 | 初 | The Emoji Movie(原題) | 2,565万ドル | 同左 | 未定 | 1 |
3 | 2 | Girls Trip(原題) | 2,008万5,540ドル | 6,552万4,760ドル | 未定 | 2 |
4 | 初 | アトミック・ブロンド | 1,855万4,000ドル | 同左 | 10月20日 | 1 |
5 | 3 | スパイダーマン:ホームカミング | 1,345万ドル | 2億7,835万6,805ドル | 8月11日 | 4 |
6 | 4 | 猿の惑星: 聖戦記 | 1,037万5,000ドル | 1億1,868万7,629ドル | 10月13日 | 3 |
7 | 6 | 怪盗グルーのミニオン大脱走 | 772万5,895ドル | 2億3,042万5,800ドル | 公開中 | 5 |
8 | 5 | Valerian and the City of a Thousand Planets(原題) | 680万ドル | 3,062万6,147ドル | 未定 | 2 |
9 | 7 | ベイビー・ドライバー | 405万ドル | 9,204万6,188ドル | 8月19日 | 5 |
10 | 9 | ワンダーウーマン | 354万ドル | 3億9,544万3,706ドル | 8月25日 | 9 |