雑貨デザイナーの宇田川一美です。本格的に夏がやってきましたね! 休日に野外で過ごすのも楽しい時期です。少し日の落ちた、夏の夕暮れの時間にぴったりな明かりの雑貨を作ってみました。組み合わせるだけのカンタンDIYです。
本体は、蓋付きのガラスの保存ジャーを逆さにしたもの。中にミニLEDランプを入れています。ハンギングできるよう、持ち手を長くしました。
さあ、作ってみましょう
使う材料は、左から、ワイヤー、ミニLEDライト、ガラスジャーです。ガラスにカット模様があるジャーを選びました。
ジャーを逆さにした状態で、持ち手になるようにワイヤーをあてます。この時、片側のワイヤーは蓋の下から10cmほど残しておきます。
片側のワイヤーを90度曲げて、ジャーの周囲にグルリと巻きつけていきます。
ワイヤーを1周したら、ハンドルの根元でカットし、ワイヤー同士をねじって留めます。ガラスジャーの蓋と本体の間にワイヤーがくるように調節します。
持ち手にハンドルをつけます
持ち手とは別に用意した短めのワイヤーを鉛筆に巻き、コイル状にしていきます。
作ったコイルのパーツを持ち手に絡ませていきます。これで指あたりのいい持ち手になります。
ランプを入れてみましょう
ガラスジャーのフタにLEDライトを置きます。スイッチをオンにして、ジャー部分を被せて蓋を閉める。
できあがり
ガラスジャーのカットした部分から明かりが透けて、いい具合にできあがりました。
発想の転換で、ガラスジャーを逆さまにした時にアイデアが湧いたこのランプ。明かりがユラユラとゆらぐ仕様のランプだと、まるで本物の炎のようです。アウトドアだけでなく、お部屋の中に置いても◎。眺めているだけでもリラックスできそうです。ぜひ、作ってみてください。
著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)
雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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