国土交通省は7月26日、2018年4月からの高松空港の運営の民間委託に向け、審査委員会において応募者の第二次審査を行い、三菱地所・大成建設・パシコングループを優先交渉権者として選定したことを発表。8月にも基本協定を締結する予定となっている。
優先交渉権者の三菱地所・大成建設・パシコングループは、三菱地所を代表企業とし、コンソーシアム構成員として、大成建設、パシフィックコンサルタンツ、シンボルタワー開発が参画している。なお、優先交渉権者と基本協定および実施契約の締結に至らなかった場合における次点交渉権者として、高松空港 ORIGINALS グループを選定した。
第二次審査の審査結果は、三菱地所・大成建設・パシコングループが164.3点、高松空港 ORIGINALSグループが155.5点、香川・四国・せとうちの未来を創るコンソーシアムが137.4点となった。得点内訳や審査講評等、および優先交渉権者の提案概要については、基本協定の締結後に公表する予定となっている。
今後のスケジュールは、8月に基本協定の締結、10月に運営権設定・実施契約の締結、12月にビル施設等事業の開始、2018年4月に空港運営事業の開始を予定している。