健美家は7月25日、「東急東横線沿線駅別マンション投資利回りの平均」の調査結果を発表した。調査対象は、2016年7月~2017年6月に不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家」に登録された新規物件。
利回り1位は「白楽駅」
東急東横線の21駅を利回りの高い順にランキングした結果、10.45%~4.77%までと沿線内で大きな差があることがわかった。
1位は「白楽駅」の10.45%で、昨年に続いて沿線唯一の10%台を記録。同駅は神奈川大学の最寄り駅で、横浜駅までは3駅という立地だが、高利回りの理由には「徒歩分数が10分を超えていること、専有面積が18.8平米と狭いこと、築年数が29.8年と古いことが影響している」(同社)という。
以下、2位「東白楽駅」9.21%、3位「日吉駅」8.98%、4位「大倉山駅」8.93%、5位「妙蓮寺駅」8.46%と続き、10%台~8%台までの高利回りの駅は横浜市内に集中した。なお、3位の「日吉駅」と6位の「綱島駅」の中間エリアでは現在、再開発(港北箕輪町二丁目地区地区計画)が進んでおり、さらに2022年度には日吉駅から相鉄線との相互直通運転が計画されている。同社は「今後の利回りにどう影響を及ぼすか注目される」としている。