JR東日本秋田支社はこのほど、奥羽本線・男鹿線秋田~男鹿間で運行されるるEV-E801系「ACCUM(アキュム)」のヘッドマークを変更したと発表した。同車両はJR東日本初の交流蓄電池電車として、今年3月4日から営業運転を開始した。

JR東日本の蓄電池電車EV-E801系「ACCUM」。奥羽本線・男鹿線秋田~男鹿間で運行中

蓄電池電車EV-E801系「ACCUM」は、電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力で走行し、非電化区間では蓄電池の電力で走行。車両デザインは重要無形民俗文化財である男鹿の「なまはげ」をイメージしており、車体カラーも「なまはげ」の赤・青としている。

これまで営業運転開始を記念したヘッドマークを掲出してきたが、運行から4カ月以上が経過したことを機にデザインを変更。新たなヘッドマークは「なまはげ」が両手にパンタグラフと蓄電池を持っているように見えるデザインとなる。

蓄電池電車EV-E801系「ACCUM」の新ヘッドマークデザインイメージ(JR東日本秋田支社提供)

同車両の大きな可能性を表現するため、「なまはげ」が持つ桶に見立てた蓄電池に、数字の「8」を「∞(無限大)」に置き換えた「E801」のロゴを表記した。新たなヘッドマークは7月25日から掲出しており、今後も定期的にデザインを変更するという。