JALとベトナムのLCCであるベトジェットエア(本社: ベトナム・ハノイ)は7月25日、利便性とサービス向上、相互送客による企業価値向上を目的とした包括的業務提携を行うことについて覚書を締結。相互のコードシェアのほか、マイレージなど他の分野も含めた包括的な業務提携について検討することに合意した。

7月25日付けで覚書を締結

現在、JALは成田からホーチミンとハノイに運航しており、羽田からはホーチミンに就航している。コードシェアは、JALが運航する日本からベトナムへの路線、および日本の国内線と、ベトジェットエアが運航するベトナム国内線およびベトナム発着の周辺アジア各国への運航便に対して、相互に展開する。コードシェア実施路線や開始時期などの詳細については、準備が整い次第、改めて発表するとしている。

ベトジェットエアはベトナム初の民間航空会社として、2011年にハノイをハブとしたベトナム国内線の運航を開始し、ベトナム国内からアジア各国へと路線を拡大している。効率的なオペレーションによるリーズナブルな運賃設定により、ベトナムにおける新たな需要を喚起する一方、ハイブリッド・エアラインとして上位のサービス「SkyBoss」を提供するなど、品質を追求したサービスも提供している。