サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「夏の間食・おつまみは枝豆がオススメ! 枝豆の美容とダイエット効果」を公開した。
枝豆は大豆が熟す前の若い実で、緑色の未成熟のうちに収穫される大豆のことを指す。同じ大豆ではあるが、大豆と枝豆では含まれる栄養素が異なるという。
枝豆は豆と野菜の中間とも言える存在で、両方の栄養的特徴を兼ね備えたハイブリッドな緑黄色野菜と言えるとのこと。大豆には含まれないビタミンCが豊富であるほか、野菜としては非常に多いタンパク質、必須アミノ酸も含んでいる。各種ミネラルや食物繊維も多く、低カロリーであるため、ダイエットや美容に役立つ食べ物であるという。
枝豆には糖質(炭水化物)をエネルギーに代謝し、脂肪として体に蓄えられるのを防ぐために必要なビタミンB1が含まれている。脳や筋肉、神経に栄養を送り、全身の機能を正常に保つためにも必須の栄養素で、不足すると疲労感、倦怠感、集中力の低下などの症状が起こるとのこと。
ビタミンB1は水溶性ビタミンで、余剰分は尿として排泄されるため、枝豆を食べすぎても過剰摂取になる恐れはない。一方で体に蓄積しておけないため、日常的に補う必要のある栄養素であるとのこと。
また、枝豆には腸内環境を整える作用に優れた食物繊維が含まれている。その量は、ごぼうに匹敵するほどであるという。枝豆の食物繊維は水を吸収し数倍に膨れる性質がある「不溶性食物繊維」が多く、腸のぜん動運動を活発化し、便通を促進する効果があるとのこと。不溶性食物繊維が多い食品を食べる際には、水分を多めに取り入れるとよい。
枝豆はやせるためには必要な栄養素であるタンパク質も多く含まれるのが特徴。ダイエット中は、食事量を減らすことに意識が向くため、タンパク質の摂取量が不足しがちな人も見受けられる。タンパク質が不足してしまうと、初期に起こる現象として筋肉量の減少が挙げられる。すると代謝が落ち、やせにくく太りやすい体になってしまう。
また、枝豆には造血に必要な鉄分、葉酸が含まれている。特に葉酸は、数多くの食品の中でも非常に高い含有量であるとのこと。これらの吸収を高めるビタミンCも含まれているため、貧血対策にもよいという。貧血になると、代謝の低下や脂肪分解酵素の働きが低下するので、ダイエットにも影響が及ぶとのこと。
詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「夏の間食・おつまみは枝豆がオススメ!枝豆の美容とダイエット効果」で解説している。