入籍後、結婚式をして、その後新婚旅行に行って、その後子どもができればいいねぇなんて、僕たちには大まかな構想がありました。そんなにすぐに子どもはできないよなぁと思っていたのですが、妊娠に気づいたのは結婚式から1ヵ月後くらいです。幸運なことにすぐに子どもができました。(残念ながら新婚旅行は今も延期中です)
「赤ちゃんができたかもしれない」
まさかそんなにすぐに妊娠すると思ってもいないので、病院で検査するほどでもないかなぁと、妻は市販の妊娠検査薬を使って検査しました。妻がトイレから出てきて一言、「赤ちゃんができたかもしれない」と、笑顔で僕に言ってきたのを覚えています。
僕はすごく驚き、そして声をあげて喜びました。
幼い頃から母子家庭で育った僕は、父親がどういうものかよくわからず、良い父親になれるか不安な気持ちも大きかったです。父親になるため、色々な本を読んだり、すでに子どもがいる友人にも話をしました。
父親になった今は、父親だからこうしなくてはならないとは考えず、毎日一緒に生活し、僕が思ったことを子どもに伝えることで、子どもが僕を父親にしてくれるんじゃないかなぁと考えています。
妻は昔から子どもが好きで、早く欲しいとは思っていたけど、自分が産めるのか?育てられるのか?と不安だったようです。初めて病院へ行った時はまだ早かったようですが、何度か受診し、心拍が確認できて、母子手帳をもらった時はとても喜んでいました。