女優の有村架純が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ひよっこ』(毎週月~土曜8:00~)の第98回が、あす25日に放送される。
連続テレビ小説第96作目となる同ドラマは、東京オリンピックが開催された1964年からスタートする物語。奥茨城の小さな農家に生まれ育った谷田部みね子が、高校卒業後に集団就職で上京した東京・墨田区の人々たちに育まれながらも、成長していく姿を描く。
24日より第17週「運命のひと」を放送中。24日の第97回では、実家の経営難で縁談を勧められていた島谷(竹内涼真)が、バー・月時計でそのことをみね子(有村)に伝え、「家族と縁を切るつもりだ」と告白。みね子はその気持ちをうれしく思うが、島谷のことを思って「親不孝な人は嫌いです」と突き放す。そして、島谷は「ありがとう。素敵な人を好きになれてよかった」と店を去り、直後に店に現れた時子(佐久間由衣)を見てみね子が号泣した。
あす25日の第98回では、すずふり亭で高子(佐藤仁美)が結婚報告をする。お相手はみね子もよく知っている奥茨城村の"あの人"。すでに奥茨城へ行って相手の家族にあいさつも済ませたという。鈴子(宮本信子)は長年働いてくれた高子に感謝し、省吾(佐々木蔵之介)や元治(やついいちろう)ら店のみんなで祝福。月時計で島谷と今後について話し合い、二十歳の誕生日を迎えたみね子も、高子の結婚報告に感極まり、抱き合う。