ミュージシャンのジャガーさんに憧れてデビューしたという現役女子高生が現れた。歌手のMIOが22日、千葉・海浜幕張で行われた千葉テレビ(チバテレ)のイベント「スマイルfestivalちば2017」のステージに登場。尊敬するジャガーさんと共演を果たした。
MIOは、現役の高校1年生で、目標とする歌手は「ジャガーさんひとすじでございます」という熱の入りよう。今月12日に発売されたデビューシングル「ダイヤモンドの奇跡」が、チバテレ『高校野球ダイジェスト2017』のエンディングテーマ曲に起用された。
ステージで憧れのジャガーさんを目の前にして、「カッコいい」とメロメロで、早速「ジャガーさんみたいに宇宙的に活躍されるスターになるためにはどうしたらいいですか?」と質問。すると、ジャガーさんは「まずは車の免許を取って、幕張辺りを荒らしまくって、その後に日本全国を行って、その後で宇宙になると思います」と答えた。
また、MIOは「ジャガーさんの弟子にしてほしいです」と志願するも、ジャガーさんは「(弟子は)取ってません(笑)」と回答。続けて「私、ジャガーさんの娘になって戸籍変えてもいいですか?」とお願いするも、「ジャガーは地球に戸籍がありません」。「じゃあ、ジャガーさんと将来結婚しちゃいます!」と宣言するも、「ジャガーはオスでもメスでもございません。ジャガー星人は基本的に物体でございまして…」と、次々にかわされてしまったが、ジャガーさんは「これから腕を磨けば、ジャガーのようにスーパースターになれると思います」と、根拠のないアドバイスをしていた。
願いはかなえられなかったMIOだが、ジャガーさんのライブを間近で見て感激し、「すごく楽しかったです。一緒のステージに立てて光栄です」と大満足。それを聞いたジャガーさんは「今度秋に、みうらじゅんさんとイベントをやりますんで」と、新人歌手になぜかサブカル色の濃そうなイベントを誘っていた。
同イベントは、あす23日まで開催。お笑いコンビ・しずるなど同局の番組出演者や、千葉にゆかりのあるタレントが登場するステージショーのほか、千葉県の食材をPRする「チバテレプロデュース勝手にご当地カレー&かき氷選手権」など、さまざまなブースが出展している。