米Appleは7月20日 (現地時間)、ビデオ編集アプリ「Clips」のバージョン1.1をリリースした。DisneyやPixarのキャラクターを使ってビデオクリップをカスタマイズできるようになった他、細部の改善でこれまで以上にショートビデオの作成・共有を手軽に行えるようになった。

Clipsは、ビデオクリップと写真を組み合わせて加工したショートビデオを簡単な操作で作成して共有できるアプリだ。バージョン1.1では、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダックといったDisneyキャラクターのグラフィックスアニメーションをビデオクリップにオーバーレイできるようになった。「トイ・ストーリー」「カーズ」「インサイド・ヘッド」などのキャラクターのグラフィックスも選べる。他にもAppleがデザインした10種類のオーバーレイ、きらめく水面や3Dポップアートなど12種類のポスターが新たに追加され、これらを駆使してさらにユニークなショートムービーを作成できる。

テーブルにミッキーマウスが現れるアニメーション

Appleがデザインした12種類の新しいポスター追加

撮影中に話した音声から字幕を自動生成する「ライブタイトル」機能が改善され、ライブタイトル編集ボタンから素早く字幕のテキストを編集できる。他にも、ビデオ作成中に共有ボタンがメイン画面に表示されたり、ポスターや既存の写真を追加したときに音声が検出されなかったらオーディオが自動的に消音になるなど、操作性が向上している。