女優の吹石一恵、俳優の岡山天音が19日、都内で行われた「かっぱ寿司 新CM発表会」に出席した。
大手回転寿司チェーンのかっぱ寿司は、吹石一恵をイメージキャラクターに起用した新CM「やる、しかない。」シリーズを7月20日より放送開始。同シリーズでは、吹石扮するOLの女性が、伝説の漁師でもある父(柄本明)の背中を追って女漁師となり、漁師として成長していく姿を描く。
そんな同CMの発表会に、吹石とかっぱ寿司社員役の岡山天音が登壇。同CMのシリーズで女漁師を演じた吹石は「都会で転職を二度ほどして、上手くいかなくて地元に帰り、漁師のお父さんの背中を追って女漁師になります。彼女自身、『やる、しかない。』という思いなので、背水の陣ですね」と演じたキャラクターを説明。この日は欠席だったが、父親役の柄本とはガッツリと芝居をするのは初めてだといい、「本物の漁師という感じで、圧倒されました。あの帽子を被った瞬間に伝説の漁師という役が完成されていて、独特のオーラを感じました。言葉がなくても佇まいだけで物語る方。これから続編があると思うので、しっかりとついていきたいですね」とベテラン俳優との共演に刺激を受けた様子。
また、CMでは大量に氷が入った箱を一生懸命動かすシーンもあるが、「ワンカット中に結構長い間ひたすら箱を引っ張る作業を何十回もしました。この辺(目の周り)に血管が浮いていると思います。本当に本気だったので、翌日や翌々日と、身体がバキバキ言って、結構長く引きましたね(笑)」とハードな撮影に苦笑いだった。
かっぱ寿司のCMということで、回転寿司にまつわるエピソードを問われた吹石は「子供の頃からすごい好きでした。私は奈良県出身で、奈良は海がありませんから、美味しい海鮮に対する憧れが強かったので、回転寿司は家族で行って楽しい思い出があります。夢の詰まった場所ですね」と懐かしそうに振り返り、好きなお寿司のネタを「定番中の定番でもあるマグロも好きなんですが、光り物の青いお魚が大好きなので、いつかかっぱ寿司さんで光り物祭りをやっていただきたいです。特にしめ鯖は大好きですよ」と関係者にアピールしていた。