ASUS JAPANは19日、10.1型のSIMフリータブレット「ASUS ZenPad 10(Z301MFL)」を発表した。ダークブルー / アッシュグレー / クラシックホワイトの3色を用意。7月21日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は32,800円前後(税別)。
Android 7.0を搭載したタブレットPC「ASUS ZenPad」シリーズの最新モデル。10.1型の液晶ディスプレイを搭載し、解像度1,920×1,200ドットのIPS液晶パネルを使用。ディスプレイの層を統合することで光の通過性を向上させ、鮮やかな色彩表現を可能にするフルラミネーションディスプレイとなっている。
独自技術「VisualMaster」技術の1つ「Tru2Lifeテクノロジー」により、画像をコントラストの高いシャープな映像へと自動調整し、元の映像や写真をより美しく魅せることが可能。また「ASUS TruVivid」技術では、2枚のパネルで液晶ディスプレイを構成し、高い光透過性による鮮明な表示と、繊細なタッチ操作が行えるようになっている。
音響面では、ステレオヘッドホンによるバーチャルサラウンドで7.1ch再生が可能な「DTS Headphone:X」を搭載。元データが7.1chなら8つのスピーカーが実際にあるかのような臨場感を体験できる。スピーカーシステムはデュアルフロントスピーカー仕様で、DTSプレミアムサウンドテクノロジーにより、高音はよりクリアに、低音はより迫力のある音として出力する。
背面にはファッション性の高い型押しのニットパターン調の柄を刻み、布のような質感を再現。エッジには背面ロゴと同色のハイライトをアクセントとして施している。日本語入力システムとはATOKがプリインストールされている。本体の両面が保護できる純正アクセサリー「TriCover」も発売される。店頭予想価格は3,980円前後(税別)。
主な仕様は、CPUがクアッドコアのMediaTek MT8735A(1.45GHz)、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージが16GB、グラフィックスがMali T720 MP2。ディスプレイは10点タッチ(静電容量方式)対応。
通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2を搭載。使用するSIMカードはmicroSIMカードを採用。対応バンドは、FDD-LTEがB1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B9 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28、TD-LTEがB38 / B41、W-CDMA(HSPA+)がB1 / B5 / B6 / B8 / B9。
インタフェース類は、USB 2.0 Type-C、microSDXCメモリーカードスロット、200万画素インカメラ、500万画素アウトカメラなど。センサー類は、GPS(GLONASSサポート)、加速度、光、電子コンパス、磁気、ジャイロなどを搭載。
バッテリ容量は4,680mAhで、バッテリ駆動時間はWi-Fi通信時で約11.2時間、モバイル通信時で約10.6時間。本体サイズはW251.7×D8.9×H172.1mm、重量は約490g。