米カリフォルニアのアナハイム・コンベンションセンターで現地時間15日、ディズニーファンイベント「D23EXPO 2017」にて『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)のプレゼンテーションが行われ、監督やキャスト陣が登場。また、特別映像もお披露目された。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』プレゼンテーションの模様

本作の新事実をいち早く知ろうと約7,500人ものファンが集結した会場に、ライアン・ジョンソン監督をはじめ、主人公レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガら、そして、今作から新たに加わったケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーン、ベニチオ・デル・トロが登場。続いて、ルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルが登場すると、会場の熱気は最高潮に。さらに、最大のサプライズとして約3分の特別映像が発表されると、会場は異常な盛り上がりに達した。

プレゼンテーションでマークは「脚本を読んで予想できない事がいっぱいだったよ」と語り、公開された映像の中でも、デイジーが「監督が目指したのは予想もつかない物語。話の展開に多くの人が驚くはずよ」とコメント。ジョンは「全てが逆の方向に動き始める。前作でみんなが思ったことの逆へ」と口をそろえる。さらに極めつけは、映像内でのマークの「僕は全てを知っていると思っていた。でも僕が全く予想もできなかった物語になっているよ」というコメント。脚本・監督を務めるライアン・ジョンソンも「衝撃的な展開にしたい」と語る。

映像には、人気ドロイドのR2-D2とC-3PO、ハン・ソロの相棒チューバッカといったお馴染みのメンバーが登場し、前作で新たに加わったドロイドBB-8も最新作で大活躍。そんなBB-8の人気を脅かす新キャラクター"ポーグ"が映像で初お披露目され、ペンギンのような可愛らしい体型とまんまるの瞳で会場を魅了した。監督はポーグについて「とても重要な役割を果たすキャラクターで、ルークとレイがいるあの島で彼らといっしょに時を過ごすんだ」と説明。「キャストやクルーが『可愛い、可愛い』と騒ぐほどのキャラクターなので、観客の皆さんにお知らせできてうれしいよ!」と話した。

ライトセーバーのアクション、リアリティにこだわった実寸のセット、CGではなく実際に存在するクリーチャーの数々、大掛かりな爆発シーンの連続と圧倒的なスケールで「スター・ウォーズ」のユニバースを描いている事を感じさせるシーンの数々。そして何より、シリーズ"最大の衝撃作"であるという本作。だが、「スター・ウォーズ」が時代を超えて語り継がれ、映画を超えた伝説的な作品となり得たのは、脈々と受け継がれてきたそのテーマが「家族の物語」たからこそ。長年レイアを演じ、惜しまれつつも昨年亡くなったキャリー・フィッシャーも映像の最後で「これは家族の物語。だからこそこの物語は力強い」と語っている。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ティザーポスター


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