プロ野球のスター選手が一堂に会する「マイナビオールスターゲーム2017」第2戦が15日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われ、全パが3-1で全セを破り2連勝。2試合を通してファンに夢と感動を届けた選手に贈られる「マイナビ賞」には、特大の本塁打など2試合で3安打2打点の活躍を見せた全パ・日本ハムの西川遥輝が選出され、試合後にインタビューに応じた。
――初出場のオールスターはいかがでしたか?
すべてが初めてだったのですごくワクワクしましたし、みなさんに楽しんでいただけるようにいろいろ努力しました。
――いろいろな努力とは具体的に?
普段狙わないホームランだったり、最後の打席の走り打ちだったり、僕の考え得るすべてのことをしたつもりです。
――西川選手にとってオールスターはどういう舞台ですか?
お祭りなんですけど、こうやってファンのみなさんがパ・リーグ、セ・リーグ一丸となって応援してくれるというのは今まで感じたことなかったので、すごく楽しかったです。
――2日間、多くのファンの方が応援してくれましたが、ファンに対してどんな気持ちでしょうか?
チーム関係なく応援歌を歌ってくれたりというのがうれしかったですし、またオールスターに出られるようにシーズンも頑張っていきたいです。
――「マイナビ賞」はファンに"夢"と"感動"を届けた選手に贈られる賞ですが、西川選手の現在の"夢"は?
難しいですね。夢を叶えることってないかもしれないので…ずっと究極を追い求めているので何が夢なのかわからないですけど、10年20年とずっと野球ができたらなと思っています。
――もう1つ「マイナビ賞」にちなんだ質問ですが、西川選手にとって"感動を届けてくれた人"は?
(日本ハムの)栗山(英樹)監督には本当にお世話になっていますし、自分も感動を与える立場ですけど、そういう立場に監督が立たせてくれている。それが一番ありがたいと思っているので、やはり栗山監督かなと思います。
――プロ野球選手という"仕事"をしていてよかったなと思うことを教えてください。
今日とか本当に頑張っててよかったなと、プロ野球選手になってよかったなとすごく実感しました。
――プロ野球選手のやりがいは?
完成という形がないので、10人いたら10人違う…みんな違う打ち方をしていますし、どこまでも追い求められるというのがだいご味だと思います。
――選手を続けるモチベーションは?
それも、完璧というものがないので、ずっと追い求めていけるんじゃないかなと思います。
――シーズン前半戦ではチームは苦しみました。ここから順位を上げていくには西川選手の活躍が不可欠だと思います。どんなシーズン後半にしたいですか?
これを弾みに…本当に苦しい試合が続いていたので、これをいいきっかけにして後半戦につなげられたらなと思います。
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