パーソルキャリアは7月12日、就職活動に関する調査結果を発表した。調査時期は2017年6月、調査対象は社会人10年目までの正社員で、有効回答は1,120人。
就活でやっておけばよかったことは?
自身の就活を後悔しているか尋ねたところ、38%が「後悔している」と回答。他方、「後悔していない」は34%、「わからない」は28%だった。
2014年入社社員で就活を後悔している人のうち、入社3年以内に転職を考えたことがある人は79.7%で、うち約2人に1人に当たる50.9%が実際に3年目までに転職を経験していた。一方、就活を後悔していない人の場合、3年目までに転職を経験したのは約4人に1人に当たる26.1%にとどまった。
就活時代の企業研究で、やっておけばよかったと後悔していることは、1位「10年後の自分を見据えて業界を選んだ」(32.1%)、2位「たくさんの人から話をきいた」(30.2%)、3位「興味がある業界だけでなく、興味がない業界にも広げて分析した」(26.5%)との結果に。
同社は「エントリーシートの書き方や面接テクニックの習得などに重きを置いた、従来のマニュアルどおりの就活では、自身のキャリアを十分思考できず、それが後悔につながっている」と推測している。