マイナビが運営する社会人女性向け情報サイト「マイナビウーマン」は7月13日、「働く女性のマインド調査」の結果を発表した。調査期間は2017年5月26日~6月12日、有効回答は22~39歳の働く女性302人。

約4割が「ちゃんとしなきゃ」のプレッシャーを感じる

まず、「丁寧な暮らし」に憧れるかと聞いたところ、過半数の55.6%が「憧れる」と回答。一方、「丁寧な暮らしが実際にできている」人は12.3%にとどまった。

プレッシャーから解放されたいことは?

日々の暮らしに関する質問に対しては、「心の余裕をもって生活できていない」が73.8%、「ゆとりを持って生活できていない」が72.5%と、高い割合に。同調査では、「丁寧な暮らし」に憧れはあるが、「実際のところはギャップがある生活を送っているようだ」と推測している。

日々の暮らしの中で「ちゃんとしなきゃ」のプレッシャーを感じている割合は38.4%で、37.4%が「それらのプレッシャーから解放されたい」と回答した。プレッシャーから解放されたいことのランキングは、1位「仕事」(36.0%)、2位「職場の人間関係」(31.6%)、3位「料理」「掃除」(各25.4%)、5位「メイク」(17.5%)となった。

解放されたいことの3位に入った「料理」について、料理研究家・土井善晴氏が提唱する食のスタイル「一汁一菜(ご飯、具沢山の味噌汁の食事)」が話題を集めている。そこで、今回の調査でも「一汁一菜」を取り入れてみたいか尋ねたところ、「興味がある/実践してみたい」と考える人は69.5%に上り、「実践している」人も10.3%いた。

同じく話題の「しない家事(家事を必要最低限にする)」についても、48.7%が「興味がある/実践してみたい」と考えていた。