日本HPは7月13日、「ENVY」シリーズの13.3型ノートPC「HP ENVY 13」を発表した。ベーシックモデルとスタンダードモデルの2モデル構成で、いずれもOSをWindows 10 HomeかWindows 10 Proから選択でき、それにより価格が変わる。モデルごとではOSと価格以外で違いはない。ベーシックモデルはWindows 10 Homeが税別99,800円、Windows 10 Proが税別107,800円、スタンダードモデルはWindows 10 Homeが税別129,800円、Windows 10 Proが税別137,800円となる。

HP ENVY 13-ad000

「あなたが輝くノートPC」をキャッチフレーズに、全面アルミボディの洗練フォルムに磨きをかけている。表面の手に触れる部分にはサラサラした手触りの梨地処理(ブラスト処理)を施し、上品でありながら手に持ちやすく滑らない仕様となっている。

ディスプレイ左右のベゼル幅を削ぎ落とすことで、13.3型ワイドでありながら、11.6型並のコンパクトな筐体を実現。スピーカーはキーボード面の上部と底面に2つずつ、合計4つのBang&Olufsenを採用した。

電源オフの状態からOSが10秒で起動するハイパフォーマンスと、14時間のロングバッテリ、ベーシックモデルで10万円を切るコストパフォーマンス、さらにビジネスでの利用も想定してWindows 10 Proも選択可能にするなど、仕事でもプライベートでも気軽に選べる意欲的なモデルに仕上がっている。

薄暗い照明の下でも上品さが映えるシックなデザイン。画面左右の狭額縁はもちろん、キーボード左右もギリギリまでせばめている

左サイドのUSB3.1 Gen1ポート以外、すべてのUSB端子で電源オフUSBチャージに対応する

右サイド

ベーシックモデルの主な仕様は、CPUが第7世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)のIntel Core i3-7100U(2.40GHz)、メモリがLPDDR3-1866 4GB、ストレージが256GB SSD(PCIe NVMe M.2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)。

インタフェース類は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2、約92万画素Webカメラ、TPM 2.0セキュリティチップ、ヘッドホン/マイクコンボポート、microSDカードスロットなど。機内モードオン/オフボタンを備える。

液晶ディスプレイは13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイで、タッチは非対応。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、外部ディスプレイ出力は最大4,096×2,160ドットの4Kとなっている。

USBポートは、USB Type-C 3.1 Gen1×2ポート(本体電源オフ時のUSB電源出力「電源オフUSBチャージ」に対応)、USB3.1 Gen1×2ポート(うち1ポートは本体電源オフ時のUSB電源出力「電源オフUSBチャージ」に対応)。

バッテリは6セル/リチウムイオンバッテリを搭載。バッテリ駆動時間は約14時間となる。本体サイズと重量はW305×D215×H14.0(最薄部)~16.0(最厚部)mm/約1.24g。

スタンダードモデルは、CPUが同じく第7世代Intel CoreプロセッサのIntel Core i5-7200U(2.50~3.10GHz)、メモリがLPDDR3-1866 8GB、ストレージが512GB SSD(PCIe NVMe M.2)となり、他のスペックは基本的にベーシックモデルと同じ。

なお、本体カラーはHP Directplusモデルのシルクゴールドのほか、楽天市場モデル用となるナチュラルシルバーも用意する。楽天市場モデル用はベーシックモデルとスタンダードモデルともに、OSがWindows 10 Home 64bit版のみとなり、その他の違いは特にない。

HP ENVY 13-ad000 楽天市場モデル(ナチュラルシルバー)