これは息子が6ヵ月の頃、夫が撮ってくれた1枚です。公園のベンチでわたしが授乳していたら、そこに木漏れ日が優しく注いでいて、思わず撮ってしまった1枚だそうです。大量の写真に完全に埋もれていたこの1枚を最近になって発見した時、「ああ、自分ってあの頃、こんな風に子育てしてたんだ」と初めて知った気がしました。良い写真だなあ、と思いました。
でも残念ながら、この3年で夫が撮ってくれた”わたしと息子の日常が写っている写真”は、この写真の他に数枚だけ。カメラマンの嫁がいて、本人は写真を撮る事に興味がないんだから仕方ない。仕方ないけど……今になって思います。「初めての子育てにてんやわんやだったあの頃に、こんな素敵な写真がもっとあったら絶対癒されてたし励まされてた!パパにもっと素敵な写真を撮ってもらえばよかった。写真に撮られるのが苦手(カメラマンあるある)なんて言ってないで、撮ってもらえばよかった!」
じゃあ、どうすればよかったのか。今から巻き返しをはかるためにも考えてみることにします。
「素敵な写真」て言うけど、何を撮ればいいわけ?