App Store、Apple Music、iTunes Store、iBooks Store、iCloudなど、Appleが提供するサービスの支払いにPayPalを指定できるようになる。 米PayPalが7月11日 (現地時間)に発表した。利用できるようになるのは、米国、英国、メキシコ、オーストラリア、オーストリア、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、スペインなど。日本はサービス提供地域に含まれていない。

PayPalを指定するには、iOSデバイスやMac、PCのiTunesでApple IDを使ってアカウントにログインし、支払い方法で「PayPal」を選択、画面の指示に従ってPayPalアカウントを登録する。完了すると、Apple IDに基づいたAppleのサービスの支払いがPayPalアカウントに請求される。

Appleが支払い方法の請求先住所で利用者の居住地を設定しているためか、同社のサポート情報によると、支払いに使用するPayPalアカウントは決済方法としてクレジットカードに紐付けられている必要がある。