トレンド総研は7月11日、会社員を対象とした「疲れ目」に関する意識・実態調査の結果を発表した。同調査によると、会社員の多くが「疲れ目」の自覚症状があるという。調査期間は2017年4月21~24日、有効回答は20~50代の会社員500人。
疲れ目が原因で3人に1人が「仕事でミス」
「疲れ目」を自覚しているかとの問いに対しては、87%が「普段、目の疲れを感じることがある」と回答。特にソフトコンタクトレンズユーザーでは「ある」が95%に達した。また「ここ数年で、目の疲れを感じやすくなったと思う」という人も88%に上った。
「仕事中」に目の疲れを感じやすいという人は97%。目の疲れやすい時間帯としては、「16時ごろ」(41%)と「17時ごろ」(40%)が多く、夕方の時間帯は特に疲れ目になりやすいことがうかがえる。
目の疲れが仕事に影響を及ぼしたことがあるか尋ねると、「目の疲れをストレスに感じたことがある」と答えた人は79%、「目の疲れによって、仕事の集中力が落ちたことがある」は66%に上った。
「目の疲れによって、仕事でミスをしたことがある」という人も約3人に1人に当たる27%いた。具体的には、「集中力を欠いたせいで、誤字に気づかなかった」(32歳・男性)、「書類に記載する数字を見間違え、顧客のところに出向かねばならないことがあった」(55歳・男性)などのミスが挙げられた。
目の疲れを感じたときの対策は、「目薬」が59%で最多。しかし、疲れ目対策にあった目薬を正しく選べている自信はあるかと聞くと、「ある」と答えた人は23%にとどまった。