パナソニックは7月11日、高倍率iA90倍ズーム機能を搭載したデジタルハイビジョンビデオカメラ「HC-W585M」を発表した。発売日は8月10日。価格はオープンで、市場想定価格は65,000円前後(税別)。色はブラウン、ホワイト、ピンクの3色。

デジタルハイビジョンビデオカメラ「HC-W585M」

HC-W585Mは、光学50倍のズームレンズを搭載したフルHD対応のビデオカメラ。光学領域を超えても超解像度技術によってハイビジョン画質で描写するiAズーム技術を採用し、90倍の高倍率で撮影できる。

手振れ補正機能として、「手振れロック」を搭載。手振れ補正が必要なシーンを自動的に判定して手振れロックをかけ、より強い手振れ補正をしてくれる。また、手首の「縦」・「水平」、腕の「左右」・「上下」、歩行時に発生する「回転方向」の5軸補正に対応する。手ブレ補正方式は光学式。

液晶モニターの先端にはサブカメラを搭載しており、「ワイプ撮り」が可能。また、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)に対応しており、スマホをサブカメラとして利用する「ワイヤレス ワイプ撮り」が可能。3台までのスマホとサブカメラを接続して切り替えることもできる。さらに子画面を2つ表示する「子画面ツイン表示」も搭載した。メインカメラで子供を撮影しつつ、横で見守る家族や撮影者の姿も一緒に記録するなど、家族全員が写った映像を残せる。

撮像素子は1/5.8型MOS固体、総画素数は251万。動画の有効画素数は220万(16:9)、静止画の有効画素数は167万(16.9)から220万(3:2)。F値はF1.4からF4.2。モニターは3型ワイド液晶。記録メディアは内蔵メモリー(64GB)のほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応している。内蔵メモリーの最大録画時間は約27時間30分。動画の記録方式はAVCHD Ver2.0、およびMPEG-4 AVC。本体サイズはW60×D129×H62mm、重さは約266g。