ニコンイメージングジャパンは7月11日、ニコンFXフォーマットのデジタル一眼レフカメラに対応した望遠ズームレンズ「AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR」を発表した。7月28日から発売する。価格は101,520円(税別)。
焦点距離70~300mmの望遠域をカバーし、望遠ズームレンズとしては重量が約680gと軽い部類に入り、携行性に優れる。ステッピングモーターを採用した「AF-Pレンズ」で、高速かつ静粛なピント合わせが可能。AFの静粛性も高く、動画撮影にも向くという。
レンズ構成は14群18枚でEDレンズ1枚を使用。色収差を効果的に抑え高い解像力を発揮する。4.5段の手ブレ補正効果があるVR機構に加えて、スポーツシーンなど動きが激しい被写体を狙う場合にファインダー像が安定する「SPORT」モードも搭載。
電磁絞り機構を採用するほか、鏡胴は防塵・防滴に配慮した設計。フォーカスリング / ズームリングの回転も滑らかで、快適かつスムーズな操作感が得られるとしている。その他の仕様は以下の通り。
- 絞り形式 : 9枚 円形絞り
- 最短撮影距離 : 1.2m~(ズーム全域)
- 最大撮影倍率 : 0.25倍
- アタッチメントサイズ : 67mm
- 最大径 : 約80.5mm
- 長さ : 約146mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
- 重さ : 約680g