東芝クライアントソリューションから登場した「dynabook UX53/D」は、dynabookブランドに属する薄型クラムシェルスタイルのモバイルノートPCだ。最新かつ最上位モデルとなり、長時間のバッテリ駆動と堅牢なボディ、色補正済みの高画質液晶などが魅力だ。税込み実勢価格の最安値は150,000円台(2017年7月中旬時点)と、シリーズ最上位のモバイルノートPCとしてはそれほど高くない。
■試用機の主な仕様 [CPU] Intel Core i5-7200U(2.50GHz) [メモリ] DDR4-2133 4GB [グラフィックス] Intel HD Graphics 620(CPU内蔵) [ストレージ] 128GB SATA SSD [ディスプレイ] 13.3型IPSノングレア(1,920×1,080ドット)、タッチ非対応 [OS] Windows 10 Home 64bit(Creators Update適用) [サイズ/重量] 約W316.0×D227.0×H15.9mm / 約1,090g [実勢価格(税込、2017年7月中旬)] 15万円台の半ば |
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マグネシウム合金を採用した堅牢で美しいボディ
まずは外観から見ていこう。軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用し、軽さと強度を両立。ボディカラーはオニキスブルーと呼ばれる濃いブルーで、天板やキーボード周りはヘアライン加工が施されており、質感も上々だ。
ボディの厚さは15.9mmであり、厚さ10mmを切る超薄型モバイルノートPCも登場していることを考えると特別薄いというわけではないが、その分、剛性感は高く、液晶を開いたまま手前の角を片手で持ってもたわむようなことがない。アメリカ国防省が制定したMIL規格準拠の耐久テスト(10項目)をクリアしているほか、将来の経年劣化を検証する高加速寿命試験も実施されており、安心して持ち歩ける。
本体サイズは、W316×D227×H15.9mmで、重量は約1.090kgである。試用機の実測重量は1.062kgで、公称よりわずかに軽かった。液晶のヒンジの可動域はやや狭く、最大に開いた状態で130度程度であった。