パナソニックは7月10日、「Jコンセプト」シリーズの新製品として、紙パック式掃除機「MC-JP800G」を発表した。発売は9月20日からで、価格はオープン、推定市場価格は55,000円前後(税別)。本体色はホワイト、ベージュの2色。
「Jコンセプト」は、50代60代をメインターゲットにした家電シリーズ。50代、60代が使いやすいように、さまざまな工夫を施しているのが特長だ。2014年に発売した「Jコンセプト」シリーズの掃除機では、本体構造を見直した軽さが好評で、2017年6月には累計生産台数30万台を突破した。
今回発売するMC-JP800Gでは、新たにアタッチメント全体を見直し、負担の軽減と使いやすさを追求した。ハンドルの形状を従来の約14cmから約28cmに伸ばし、掃除中の姿勢が前かがみになりがちな点を改善。体を起こした姿勢で掃除することによって、腰への負担を緩和できる。パナソニックによる試験では、従来品と比べて腰曲げ角度が約3.2°改善され、約3kg分の重量負荷に相当する腰への負担軽減を実証したという。
また、新開発の「中空ガラス配合軽量プラスチック」と「PPFRP延長管」を採用することで、アタッチメント質量を従来比で約18%削減した約1.3kgを実現した。ハンドルにはホースを固定できるので、収納時はノズル幅(約22cm)で収まり、すっきりスリムに収納が可能だ。吸込仕事率は300W~約1000W、本体質量2.0kg、本体サイズは幅195mm×奥行383mm×高さ191mm。