関西エアポートは、7月8日に大阪国際空港(伊丹空港)にてトライアル運用開始予定だったスマートレーンに関して、開始日を延期することを発表。スマートレーンの機器に不具合が発生したためとしており、新たな開始日が決定次第、改めて発表される。
スマートレーンは関西空港第2ターミナル(国際線)ですでに導入されており、伊丹空港への導入は国内2例目であり、国内線では日本初の試みとなる。
スマートレーンは、トレーの移動を自動化することで乗客と空港の従業員がトレーを動かす手間を省き、手荷物検査の所要時間の短縮を実現する。乗客はスマートレーンで手荷物検査をし、ボディスキャナーおよび金属探知ゲートによる身体検査を受ける。さらに、スマートレーンは同時に複数でレーンを使用できるため、効率性も上がるとしている。