メイテックは7月6日、「新社会人・若手社会人の意識調査」から、「新社会人に読んでほしい書籍と伸ばしてほしい能力・姿勢」についてまとめたものを発表した。調査期間は5月19日~26日、有効回答は入社1~3年目の若手社会人300人、30歳以上の先輩社会人300人。
先輩社員が求めるのは「責任感」
若手社会人に伸ばしたい能力・姿勢を尋ねたところ、「コミュニケーション能力」が最も多く74.0%。次いで「専門知識・スキル」が57.7%、「積極性」が50.0%、「行動力」が49.7%となった。
先輩社会人が若手社会人に伸ばしてほしいと思う能力・姿勢は、若手社会人と同じく「コミュニケーション能力」が60.3%でトップとなったが、2位以降は「責任感」が50.9%、「向上心」が40.3%と続き、若手との意識の違いが明らかになった。
若手社会人が求める上司・先輩像を調べたところ、尊敬できる上司・先輩の1位に挙げられたのは「仕事の指示・説明が丁寧である」で67.3%。以下、「自分がミスしたときにフォローしてくれる」が64.4%、「発言内容に一貫性がある」が52.7%と続いた。
先輩社会人が若手社会人に見せたい姿は、1位「仕事の指示・説明を丁寧にする」(48.7%)、2位「新入社員がミスしたときにフォローする」(42.4%)と、上位2項目は若手と同じ結果となった。