吉本興業は6日、未成年との飲酒・淫行で無期限活動停止となった俳優の小出恵介が出演するNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の再撮影と配信日の延期を発表した。

小出恵介

明石家さんま初の連続ドラマプロデュースとなる同作は、さんまとジミー大西を中心に、強烈なキャラクターたちによるウソのようで本当に起こった爆笑エピソードを描いた実話。ジミー役を中尾明慶、さんま役を小出が演じ、7月7日に世界190カ国で配信される予定となっていた。

吉本興業は、小出の無期限活動停止が発表されたことを受け、「コメディドラマ」としてのクリエイティブ上の判断により、さんま役を別キャストで撮影することを決定。「明石家さんま役以外は、原則として、同スタッフ、同キャストにお声がけをし、必要部分を再撮の上、改めて配信日を設定の上、皆さまにお届けさせて頂ければと考えております」としている。

NETFLIXも「本件に関し、吉本興業様より再撮影の意向を受け、配信日の変更を決定いたしました」とコメント。「この判断は、クリエイティブ面での判断による再撮影であり、弊社会員のみなさまに全てのコンテンツを楽しんで頂くことを第一に考えるNETFLIXとしての考えと一致するものであるため、その意向に沿う形での決断となりました」と経緯を説明した。