俳優の甲本雅裕が5日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系ドラマ『遺留捜査』(13日スタート、毎週木曜20:00~ ※初回2時間SP)の制作発表会見に登場し、主演・上川隆也からかけられた言葉に「もう、死んでもいいわ!」と感激した。

『遺留捜査』に出演する甲本雅裕

上川演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品にこだわって事件を解決していく同作。連ドラ第4シーズンとなる今回は、舞台を東京・月島から京都に移し、糸村が難事件を鮮やかに処理する"火消し"と呼ばれる「特別捜査対策室」に加入する。

これに伴い、キャストも一新されたが、甲本演じる科捜研係官の村木繁は、糸村とともに京都へ派遣されることになって続投。甲本は「京都にはすごい科捜研の人がいるじゃないか! 大丈夫かな?って思いました」と、同じ枠の人気シリーズ『科捜研の女』で、沢口靖子が演じる榊マリコの存在を強く意識していた。

この村木は、どんなに仕事が立て込んでいても、糸村が平然と別の鑑定を依頼してくると、あきれながらも応じてしまうキャラクター。上川が「彼がいないことには『遺留捜査』が『遺留捜査』らしさを失ってしまいますので、本当に京都に来てくれて良かった」とコメントすると、甲本は「もう、死んでもいいわ!」と、思わず興奮した。

また、甲本はあらためて、「糸村が科捜研に来るというシーンは、このシリーズで変わらないものがありますので、だからこそ新鮮に見てもらえるように、上川君と本当に毎回試行錯誤で話をしながら、楽しくやってます」と報告。

ただ、「僕たちが楽しみ過ぎてしまうとお客さんが楽しんでもらえなくなってしまうので…」と気をつけていることを強調しつつ、七夕の願い事では「僕のシーンをカットされないように」ということで、「ノーカット村木」とつづっていた。

(左から)永井大、段田安則、上川隆也、栗山千明、戸田恵子、甲本雅裕