ファーウェイ・ジャパンは7月4日、13型IPS液晶(2,160×1,440ドット)を搭載した、クラムシェル型のウルトラスリムノートブックPC「HUAWEI MateBook X」を発表した。本体カラーとして、プレステージゴールド、ローズゴールド、スペースグレーの3色を用意。8月中の発売を予定し、価格はオープン、店頭予想価格は144,800円(以下すべて税別)から。
HUAWEI MateBook Xの本体サイズは、約W286×D211×H12.5mm、重量は約1.05kgで、バッテリ駆動時間は約10時間となる。CPUに第7世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)のIntel Core i7やCore i5を搭載しながら、ファンレスの本体を実現した。また、PCとして世界で初めて(ファーウェイ調べ)、ドルピーアトモスサウンドシステムを搭載している。
13型のIPS液晶ディスプレイは、アスペクト比が3:2の解像度2,160×1,440ドット、コントラスト比が1,000:1で、sRGB 100%の色域を持つ。両端のベゼル幅は4.4mmと短く、表面にはCorning Gorilla Glassを採用している。タッチ操作には対応していない。
本体の電源ボタンは指紋センサーを兼ね、電源オンとWindowsログオンを一度に行えるようになった。スリープ状態からは約1.9秒で復帰し、電源オフからでも約9秒で立ち上がるという。また、バックライト付きキーボードは、キーピッチが19.2mm、キーストロークが1.2mmだ。完全防水ではないが、キーボード面に水滴が落ちても大丈夫な防滴仕様となっている。
上位モデルの主な仕様は、CPUがKaby Lake世代のIntel Core i7、メモリが8GB、ストレージが512GB SSD、OSがWindows 10 Home 64bit版。インタフェース類は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、約100万画素Webカメラ、ヘッドホン出力、USB Type-C(電源ポートを兼ねる)など。店頭予想価格は173,800円で、Microsoft Office & Business Premium プラス Office 365サービスが付属するモデルは201,800円。本体カラーはプレステージゴールドのみ。
下位モデルでは、CPUがKaby Lake世代のIntel Core i5、ストレージが256GB SSDとなる。価格は144,800円、Microsoft Office & Business Premium プラス Office 365サービス付きモデルは172,800円。本体カラーは、ローズゴールド、スペースグレーの2色。