アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が4日、都内で行われた主演を務めるTBS系日曜劇場『ごめん、愛してる』(7月9日スタート、毎週日曜21:00~)の舞台挨拶に登場した。
このドラマは、心に孤独を抱える主人公の岡崎律(長瀬)が運命の女性に出会い、かつて自分を捨てた母親を求める愛の物語。律に惹かれていく凜華(吉岡里帆)、母の愛を一身に受けて生きるピアニストのサトル(坂口健太郎)、自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子(大竹しのぶ)を加えた4人が、母子・男女の愛をめぐる2つの三角関係を繰り広げる。
長瀬は自身が演じる律について、「親からもだれからも愛されていない孤独な男」と説明。「僕も独り身の男として、孤独な時間でいろいろ感じる部分もあるので、そういったことが岡崎律を通して表現できたら」と話した。
また、19歳のときに出演した同局系『ラブとエロス』(1998年)以来、19年ぶりのラブストーリーに挑戦することについて、「それから20年くらい経っているので、愛の考え方も変わっていると思う」と言い、「一つ一つ重く感じたりはしますね。昔だったらこんなことは考えなかったなっていうことを考えたり」と自身の変化を語った。
そして、「『ごめん、愛してる』の愛を最後まで表現していきたい」と力を込め、「親子愛もあったり幼なじみの愛があったり、いろいろ見ていてみなさん感じるものがあると思いますし、小さいお子さんから大人まで見られる愛の作品になっている」とアピール。「この夏は涙で体を冷やしていただきたい」とやや照れながら呼びかけた。
舞台挨拶にはそのほか、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ、大西礼芳、池脇千鶴が出席した。