女優の松岡茉優(22)が、3日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『深イイしゃべくり合体SP』(21:00~)にゲスト出演。自身への戒めとして、中学生時代の写真を持ち歩いていることを明かした。

松岡茉優

8日スタートの日本テレビ系ドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(毎週土曜22:00~)のPRを兼ね、夫婦役で共演する関ジャニ∞・錦戸亮(32)と出演した松岡。互いの下積みを振り返る中、松岡は子役時代からの苦労を語った。

8歳の時、妹のオーディションについていったことが芸能界入りのきっかけに。13歳でテレビ東京系『おはスタ』の"おはガール"に抜てきされるまで、オーディションは「100、200」と落ち続けた。「子役出身と言っていいのか分からないくらい」仕事がなく、高校生の頃には同世代が次々とブレイク。「やっと今、波が来た感じ」と冗談交じりに現状を報告し、笑いを誘った。

8歳から10歳までは仕事が1本も決まらず、オーディションで「今までやった仕事を教えてください」と言われると、決まって「このお仕事が初めてのお仕事になればいいなと思います」と答えた。当時人気の子役がエントリーしていることを知ると、「今回はダメだ」「何で呼ばれたんだろう」と諦めていた。

「過去にハマったもの」がテーマのコーナーでは、中学時代の「ショッキングピンク」を紹介。「ショッキングピンクを着ている自分はイケてる」と思い込み、"おはガール"でブルーだったことが密かな不満に。ピンク担当をうらやましいとも思ったが、「決まったことだから仕方がない」と受け入れた。

ところがその反動が、全身ショッキングピンクの私服コーディネートという形で現れてしまう。スタジオにはその当時の自撮り写真が持ち込まれ、周囲は「かわいい」と褒めていたが、松岡にとっては「恥ずかしい」黒歴史。「本当は写真を出したくなかった」のは、写真の中の自分が「調子に乗っている」と今でも感じてしまうからだ。

ガラケー時代に撮ったその写真を、今のスマートフォンにコピーしてまで持ち歩いている松岡。それは「こんな私に戻るなよ」という戒めで、外見だけでなく「人生で一番自信がありました」「『私は世界で一番かわいい』くらい思っていた時」という内面も忘れないためだという。