米BOX OFFICE MOJOは6月30日~7月2日の全米週末興業成績を発表した。
人気アニメ"怪盗グルー"シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』が初登場首位。2013年公開の3作目『怪盗グルーのミニオン危機一発』の続編で、スピンアウト作品『ミニオンズ』(2015年)の監督で大ヒットを収めたカイル・バルダが指揮している。晴れてルーシーと結婚したグルーの前に新たな敵が現れる他、双子の兄の存在が明らかになるなど新展開が訪れる。
2位も初登場の『ベイビー・ドライバー』がランクイン。『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』のエドガー・ライトが監督を務め、『きっと、星のせいじゃない。』のアンセル・エルゴート主演で、犯罪組織の"逃がし屋"として活躍する青年ドライバーの活躍を描いた作品だ。
前週トップの『トランスフォーマー/最後の騎士王』は3位にランクダウンしたが、累計興行収入1億210万3,351ドルと1億ドルの大台を突破した。
『ワンダーウーマン』も2ランクダウンの4位に。累計興収1億ドルに到達した『カーズ/クロスロード』も3位から5位へと順位を下げた。
6位『The House(原題)』も今週初登場。セス・ローゲン主演の2014年の大ヒットコメディ『ネイバーズ』の脚本家コンビ、アンドリュー・ジェイ・コーエン&ブレンダン・オブライエンの新作コメディで、娘の進学資金のために闇カジノを始める夫婦を描く。主演は『俺たちニュースキャスター』『俺たちフィギュアスケーター』など"俺たちシリーズ"のウィル・フェレルが務める。
その他ソフィア・コッポラ監督・脚本の最新作『The Beguiled (2017)(原題)』が前週22位から8位に初のトップ10入り。1971年にクリント・イーストウッド主演でドン・シーゲル監督が映画化した『白い肌の異常な夜』をリメイクした作品で、「第70回カンヌ国際映画祭」でコンペティション部門の監督賞受賞作だ。
北米週末興行成績TOP 10(6月30日~7月2日)
順位 | 先週順位 | 作品名 | 週末興行収入 | 累計興行収入 | 日本公開日 | 週経過 |
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1 | 初 | 怪盗グルーのミニオン大脱走 | 7,541万275ドル | 同左 | 7月21日 | 1 |
2 | 初 | ベイビー・ドライバー | 2,100万ドル | 3,002万9,105ドル | 8月19日 | 1 |
3 | 1 | トランスフォーマー/最後の騎士王 | 1,700万ドル | 1億210万3,351ドル | 8月4日 | 2 |
4 | 2 | ワンダーウーマン | 1,610万ドル | 3億4,664万4,475ドル | 8月25日 | 5 |
5 | 3 | カーズ/クロスロード | 952万4,000ドル | 1億2,071万4,099ドル | 7月15日 | 3 |
6 | 初 | The House(原題) | 900万ドル | 同左 | 未定 | 1 |
7 | 4 | 海底47m | 468万2,000ドル | 3,259万1,454ドル | 8月12日 | 3 |
8 | 22 | The Beguiled (2017)(原題) | 325万9,740ドル | 357万9,188ドル | 未定 | 2 |
9 | 5 | ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 | 278万5,260ドル | 7,450万2,100ドル | 7月28日 | 4 |
10 | 7 | パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 | 241万1,000ドル | 1億6,546万6,587ドル | 7月1日 | 6 |