エアバスは現地時間の6月27日、LCCのジェットスター・パシフィック航空(本拠地: ベトナム)が発注した10機のエアバスA320ceoの1機目を引き渡したことを発表した。同機は、ジェットスター・パシフィック航空がリースですでに導入している12機とともに運用される。

ジェットスター・パシフィック航空のA320ceo

ジェットスター・パシフィック航空(ジェットスター・パシフィック・エアラインズ・ジョイント・ストック・アビエーション・カンパニー)は1991年に創業。ベトナム航空(70%)とカンタス航空(30%)による合弁会社で、ベトナム・ホーチミン市を本拠地とし、ベトナムを牽引するLCCの1社として国内・国際路線合わせて36路線を運航している。

同社は、18カ国85以上の都市に週5,000便以上を運航するジェットスター航空(オーストラリア、ニュージーランド)、ジェットスター・ジャパン(日本)、ジェットスター・アジア航空(シンガポール)からなるジェットスターグループの一員であり、ベトナムではフラグキャリアであるベトナム航空とのデュアル・ブランド戦略のもと、国内、地方市場でのプレゼンス強化のための戦略的提携関係にある。