総合車両製作所はこのほど、JR仙台駅の在来線・新幹線乗換通路に設置した「仙台駅の思い出」コーナーに、歴代優等列車のヘッドマークレプリカを納入したと発表した。
「仙台駅の思い出」コーナーは、東北の新たな魅力を発信するJR東日本の取り組み「ヨリ未知SENDAI」プロジェクトの一環で設置された。同プロジェクトは周辺地域に足を延ばすきっかけとなるような情報発信を仙台駅から行っていこうというもので、仙台駅が今年12月に開業130周年を迎えることを記念して企画された。
今回展示されたヘッドマークは、1950年代から東北新幹線開業前まで運行していた優等列車の愛称名のレプリカ全11種類。機関車取付型の「はつかり」「ゆうづる」「はくつる」、特急取付型の「はつかり」(キハ81系)と「ひばり」「ひたち」(483系)、特急絵幕型の「ひばり」「やまびこ」(485系)と「ゆうづる」(583系)、急行取付型の「まつしま」「みやぎの」(451系)が6月19日から展示されている。