ソニー・ミュージックエンタテインメントは6月29日、同社のディスク製造工場であるソニーDADCジャパンに、アナログレコード用のプレス機を導入したと発表した。2017年度中の生産および製造受注の開始を目指す。
ソニー・ミュージックスタジオでは、2017年2月にアナログレコード製造用マスターのラッカー盤カッティングマシンを導入。すでにアナログレコード用マスターの制作を開始している。
今後は、ソニーミュージックグループ内にマスター制作からプレス製造におよぶ一連のアナログレコードの生産体制を整え、高品質・短納期・低コストを実現。これにより、国内でも人気が高まりつつあるアナログレコードの生産需要に対応していくという。