マツダは28日、コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」にガソリンエンジン車を追加するなどの一部改良を実施して発売すると発表した。ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」搭載車は6月29日に発売される。ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車は6月29日から予約開始し、発売は7月27日を予定している。
今回の改良では、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」搭載車に加え、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車を新たに設定した。2018年10月以降に表示が義務化される燃費モード「WLTCモード」の認可を先行して取得し、実際の使用実態を踏まえた燃費性能の向上に今後も取り組んでいくとのこと。
マツダの先進安全技術「アイ・アクティブセンス(i-ACTIVSENSE)」を全車に標準装備することで、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の最高ランクとなる「サポカーS・ワイド」に全車が該当している。「サポカーS・ワイド」に該当する技術としては、「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」「AT誤発進抑制制御(前進時)」「車線逸脱警報システム」「ハイビーム・コントロール・システム / アダプティブ・LED・ヘッドライト」がある。
ボディカラーは新型「CX-5」で初導入した「ソウルレッドクリスタルメタリック」を設定。従来のボディカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」と比べて、彩度が約2割、深みが約5割増し、より瑞々しく艶やかな透明感を実現した。
「CX-3」の価格は、ディーゼルエンジン搭載車が240万8,400~306万6,400円、ガソリンエンジン搭載車が210万6,000~279万6,400円(ともに税込)。