7月9日よりWOWOWプライムでスタートする『連続ドラマW アキラとあきら』(全9話※第1話は無料放送 毎週日曜日 22:00~)の完成披露試写会が26日、都内で行われ、向井理、斎藤工、石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が出席した。

左から賀来賢人、石丸幹二、向井理、斎藤工、田中麗奈

『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』などの人気作家・池井戸潤の最新作を実写映像化した同ドラマ。自らの意志で人生を選んできたエリートの階堂彬(かいどう あきら)を向井理、自らの能力で人生を切り開いてきた天才の山崎瑛(やまざき あきら)を斎藤工が演じ、2人の宿命を描き出す。

同ドラマは向井と斎藤のダブル主演となるが、お互いの印象を問われ、斎藤が「すごくスマートでインテリジェンスで温かくて男の理想。本当にそう思います!」と褒め、向井も「4回目の共演で、一番最初は7年前のドラマでした。同じ歳でもありますし、そういう意味では親近感が湧く人ですね」と仲の良さをアピール。また、同ドラマで斎藤扮する瑛の初恋相手・北村亜衣役の田中は「私も工さんとは何度かご一緒させていただいているので、戦友だと思っています。亜衣と重ね合わせて真っ直ぐできたと思います」と自然体で役に入れたことを明かし、斎藤も「お会いすると信じられないぐらいフラットで温かい方。麗奈さんと亜衣がダブる感じが今だにいい意味で尾を引いています」と賞賛した。

2人の運命が交差していくストーリーにちなみ、「運命を感じた瞬間は?」という質問に、田中が「幼い頃から女優になりたかったんですが、その夢が叶ったことは運命だと思います」と答えれば、斎藤は「昨日、某番組(テレビ朝日系の『やべっちF.C.』)を見ていたら理氏が出ていて、とあるサッカーチームを応援していると言っていて、僕もそのチームを応援していました。役者になってから知り合いましたが、その前にも同じ空間にいたんじゃないかと思います」と回答。そんな2人の感動的なエピソードと対照的だったのが、最後に回答した向井で、「名前ですかね。僕は"理科"の"理"で収まっていますが、大学は理系の道に進みました。今は全然理系じゃなく、運命じゃないことに気づきました。以上(笑)」と笑いを誘っていた。