Gマーケティングが運営するバー「vitaminG(バイタミンG)」(東京都中央区)はこのほど、野菜ソムリエでもある同店店長が開発した「vitamin G 夏野菜カクテル」(1,200円・税込、サービス料10%別)の提供を開始した。
同店はウィスキーやワイン、オリジナルカクテルを提供するリアルコミュニケーションをテーマにしたショットバー。これまでもかぼちゃやにんじんなどを使用した野菜カクテルを提供しているが、新たににがうりやしそなど夏野菜を使用したカクテルの提供も開始した。
「にがうりスムージー」は、ビタミンCやカリウムが豊富なにがうりを使用したカクテル。にがうりは食欲増進や血糖降下作用、血圧のコントロール作用、体を冷やす働きなどがあるため、夏に適した野菜であるという。独特の苦みがあるが、ウォッカベースにパイナップルやオレンジなどを合わせ、バランスよく仕上げているとのこと。
「とうもろこしチョコレートカクテル」にはビタミン群やリノール酸、食物繊維、各種ミネラルをバランスよく含んでいるとうもろこしを使用した。とうもろこしには、活性酸素の除去に役立ち、肝臓の発がん防止効果があるとされているゼアキサンチンが含まれているという。ミルクを合わせて舌触りもよく仕上げたとのこと。
しそを使った「紫蘇(しそ)ネクター」「紫蘇アマレットミルク」も提供する。しそは野菜の中でもβカロチンの含有量がトップクラスであるとのこと。しそ特有の香りの元は、ペリルアルデヒドという成分で、胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、健胃作用もあるという。
夏野菜カクテルは8月まで販売予定。かぼちゃやフルーツトマトを使用したカクテルは、継続して販売する。